「ベルリン、わが愛」のスカステの映像見ました。
私が一番印象的だったのは、有沙さんが礼さんに、「わすれもの」って言ってチューするところですよ、みなさん!!
初めて見た時、ヒョエー!だか、ギョエー!だか、そんな小学生的リアクションをしてしまった私です(笑)。
スカステの編集の方も、「やっぱりあのシーンは入れとかないと!」って、思ったんでしょうか。
気持ちわかるわー。だって、遺失物?にしてはスゴすぎですもんね(笑)。
人生において、ああいう系の忘れ物を告白された方は、なかなかいないんじゃないでしょうか!!
とりあえず、有沙さんと礼さんに関しては、おそらく演出家の意向とか台本に沿って、とても可愛く演じていたと思います。
特に、有沙さんに関しては、あのような「こっ恥ずかしい系」のシーンを、よくあそこまで、見るに耐える形でさわやかに演じることができて、エラかったと思います。
スゴすぎる「わすれもの」の威力
私が思うに、宝塚では、リアルな男女のやりとりではありえないだろーっていう、赤面もののラブシーンだったり、初心なやりとりっていうのが、舞台上で繰り広げられちゃうのも魅力のひとつだと思われるので、まあ、それは別にいいんだけど、「All for One」の壁ドンみたいに、男役さんのほうがオラオラな感じで積極的っていうのは比較的よくあるパターンなのかなと思うけど、娘役さんのほうが積極的な赤面シーンっていうのは、結構珍しい気がしたので、かなり印象に残りましたねー。
私的には、壁ドンを見たら「私もルイーズになって珠城さんのダルタニアンに壁ドンされてみたーい♪」って思ったりするけど、今回みたいなのは、「私も有沙さんになって、礼さんに、わすれもの、なーんて言ってこっちからチューしてみたーい♪」とは思えなかった(笑)。
だって、そもそも自分が「わすれもの♪」なんて顔から火が出そうな(というより頭のてっぺんからゴウゴウ火柱が出そうな)セリフ言うこと自体がありえないし(有沙さんは可愛いからいいです)、自分がそんな頭に花が咲いちゃったみたいなセリフを言い出した日には、周りの家族・友人総出で「病院行った方がいいんじゃん?」って言われそうです(笑)。
自分がもし男性側の立場だったら、最初は女の子にこんなこと言われたら、たぶん好きな相手からでも「少女漫画のヒロインかよ?!」ってドン引きするかなーと思ったんですが、もっと大人になって、ロマンスが遠い昔の青春の思い出みたいになってたら、可愛い年下の女の子にこういうこと言われたら、素直に可愛いなーって思えたりするのかなーと、思ったりもしました。
意外と、おじさんウケもするシーンなのかもしれない。なーんて(笑)。
私としては、このセリフを書いたのが、30代後半(←合ってます??)の男性演出家っていうのも、ビックリ。
原田先生的にも、あのシーンはときめきポイントだったんでしょうか??
というわけで。
これまで何となーくイメージ的に暗そうで、あまり興味が持てない「ベルリン、わが愛」でしたが、ここにきて俄然興味が湧いてきましたよ(笑)。
日ごろ、ときめきに関しては、カッサカサの砂漠状態で過ごしておりますワタクシにとっては、なかなか心のオアシスになりそうなシーンだったので、生の舞台で見てみたいです。
それではまたー♪