宝塚テラス 

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宙組 博多座を見て思ったいろいろ


宙組さんの博多座公演、『黒い瞳』『VIVA! FESTA! in HAKATA』をライブビューイングで見てきました。

遠くの劇場の作品を見れるなんて、ライビュってありがたいですね!

『VIVA! FESTA! in HAKATA』は、えらく盛り上がってましたね~。

特にヨサコイのところとか。以下、感想です。

真風さん

前回の『白鷺の城』『異人たちのルネサンス』のときも思ったんですが、真風さんのトップスターっぷりは安定感があるな~と感じました。

ガッシリした男役としての存在感もあるし、歌・踊り・お芝居どれもついても欠点らしきところが見当たらないし、ツッコむところがなさすぎて逆に感想が書きづらいなと個人的には思っています(笑)。

今回の『黒い瞳』のニコライでは、最初のほうの場面でだいぶ若作り?(←すみません)というか、ちょっと若者感を出して演じていたように見えました。

でも真風さんって、普段からそこはかとなく落ち着いた雰囲気とか、穏やかな包容力みたいなのにあふれてるじゃないですか。

なので、冒頭で辺境の砦に赴任することになって、従僕のおじいさん相手に貴族の坊ちゃん風にぶちぶち文句言ってるシーンとか、砦でのコサックとの緊張関係のなかで、ひとりヒロインのことばかり考えて脳内に花が咲いちゃってる風なシーンとかは、普段の真風さんが醸し出してる大人びた雰囲気とちょっとギャップがあって、なんかすこし違和感?!みたいなのを感じてしまいました(笑)。

そこのところは、初演でニコライを演じた真琴つばささんは、得体の知れない相手に高価なコートをポンとあげちゃったり、コサックが攻めてくるかもしれないときにマーシャのことばっかり考えてたりっていう、なんかそういうことを、いかにもやっちゃいそうな雰囲気っていうんですかね、そういうのがあった気がします。

真琴つばささんは、歌も踊りも特別得意だったようには思わないけど、なんか不思議とおおらかな、面白い魅力があって、わたしは結構好きでした。

真風さんのニコライは、やっぱりプガチョフとのやりとりとか、男の友情を感じさせるところが素敵でしたね。

プガチョフとのソリの場面とか、相手の立場にとらわれずに真っすぐに物事や相手を見つめることのできるニコライの人物像みたいなのが、真風さんからすごく伝わってきたような気がします。

あとこれは個人的なツボですが、最後に目の前から姿を消してしまったマーシャを探して迎えに行くシーンで、白い軍服に白いマント姿の真風さんが颯爽と登場するじゃないですか。

で、マーシャを見つけて腕を広げるんですけど、あれはもう、少女マンガから抜け出してきたみたい貴公子っぷりで、反則でしょ!!と思いました(笑)。

白い軍服姿で腕を広げて、「さあこの腕に飛び込んでこい」みたいな感じなんですよー!!

文章で書くとこっぱずかしすぎる内容ですけど、実物はすごくカッコ良かったんです。

というわけで、真風サマ素敵でした♪

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まどかちゃん

まどかちゃんは、今回も歌も踊りも上手でした!

演技も、宝塚のヒロインっぽくて、良かったんじゃないでしょうか。

お芝居のマーシャは、可愛らしい雰囲気がまどかちゃんによく似合っていたし。

まどかちゃんって実力的にも申し分ないし、スタイルもいいし、これ以上の娘役さんって宝塚になかなかいないよねっていうレベルの娘役さんだと思います。

だけど、ちょっと惜しいな~と思うのは、顔立ちとか目元とか、なんとなく丸っぽく見えるので、持ち味としてどうしても、大人っぽい役よりかは若い娘みたいな役のほうがしっくりくる印象があって、そういうのがぬぐいきれないところがありますよねー。

今回も、ショーの大人っぽいムードの場面とかで、ちょっともったいないような気がしました。

前回の『白鷺の城』のときは、着物とかメイクとかもあって、ぐっと大人っぽい妖艶な雰囲気が出ていたような気がしたんですけどね~。

あのときは、着物で踊るまどかちゃんの上半身の動きだったり手の動きだったりがすごく美しくて、凜とした雰囲気もあったし、すごく綺麗だなぁと思いました。

『オーシャンズ11』のテスも大人っぽい役ですけど、がんばってほしいなーと思います。

ところで、ちょっと前の作品になっちゃいますけど、『異人たちのルネサンス』では、真風さんも芹香さんも桜木さんも、みんながまどかちゃん演じるカテリーナに惚れてるっていう設定だったじゃないですか。

真風さん演じるレオナルドがカテリーナに惹かれたのは話の流れでなんとなく理解できたんですが、ロレンツォとジュリアーノは、カテリーナのどこがそんなに好きだったんだろう。美人だからですかね??

というか、みんなそろいもそろって幸薄い系美女がタイプなのか!?

っていうところが、個人的には衝撃でした(笑)。

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愛月さん

今回は、プガチョフを演じた愛月さんの熱演が素晴らしかったですよねー!!

これは、多くの方がそう思ったんじゃないでしょうか。

歌も良かったし、すごく印象に残る活躍だったと思います。

とにかく長身で迫力があって、男臭さ、スケール感、色気など、どれをとっても素晴らしかったです。客席からの拍手も熱っぽかったような気がしました。

このあと専科に異動になりますけど、個性的な男っぽい役で際立った存在感が出せる男役さんだと思うし、専科に行っても活躍してほしいですね!

桜木さん

桜木さんは、今回はシヴァーブリンでした。

重要な役なんでしょうけど、このシヴァーブリンって相当嫌なヤツなんですよねぇ(笑)。

桜木さんは器用になんでもこなせるタイプの男役さんだと思うので、今回もちょっとした仕草だったり上から目線な雰囲気だったり、嫌なヤツ感がうまく出てたと思うんですけど、わたしはそろそろ、桜木さんの真っすぐ明るい役が見たいなーという気がしました。

前回の『異人たちのルネサンス』のときも、ヒロインに対して報われない想いをくすぶらせている屈折した人物を演じていて、今回もそれとかぶる部分があったし、なんとなく暗~い役が続いてしまっている気がします。

ポジション的に、そういう役が回ってきやすいのかもしれませんが。。。

愛月さんが専科に行くことになって、宙組の男役さんを取り巻く状況もここで変化があるかもしれないですけど、どうなんだろう。

ショーのほうでは、まどかちゃんと組んだ目立つ場面がありましたね!

 わたしは個人的に、お芝居で印象的な悪役を演じた男役さんが、ショーでニコニコ出てくると、「〇〇(←役名)が、わ、笑ってる、、、」と思ってなんともいえない気持ちになることがあるんですけど、今回も若干、桜木さんに関してはシヴァーブリンの印象を引きずってしまいました(笑)。

ところで桜木さん、『オーシャンズ11』ではテリー・ベネディクトなんですね、、、

またちょっと悪役っぽいような気が、、、!!!

でもまあ、いい役には違いないですよね、紅さんも望海さんも演じた役ですし。

頑張ってほしいです!!

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印象に残った生徒さん

わたしは蒼羽りくさんの演じたマクシームィチが、すごく印象に残ったんですよね。

お芝居、上手なんですね!

微妙な立場に置かれてしまったマクシームィチの気持ちが自然と伝わってくるような、役柄的に派手さはないけどじわじわくる演技だったような気がしました。

あと、和希そらさんも、お芝居で台詞がすごく聞き取りやすくて上手だなーと思いました。

和希さんはショーでもちょっと目立つ場面がありましたけど、ダンスのキレ度が礼真琴さんと同じくすさまじかったです。

礼さんと和希さんで、宝塚のキレッキレの双璧をなしてるって感じがします。

和希さんって結構ギラっとした印象があるので好みが分かれるかもしれませんが、エネルギッシュで目が離せない男役さんだなと思いました。

サヴェーリィチ を演じた寿つかささんと、エカテリーナII世を演じた純矢ちとせさんもさすがです!

というわけで、以上が今回の感想でした♪

次回の『オーシャンズ11』も楽しみです!