帝劇で、「レディベス」を見てきました!
いや~、とっても良かったです。
花總さん、輝いてました。あのマネージャー時代のよくわからない数年間が、今さらながら惜しまれる。
やっぱり舞台の真ん中で、ヒロインやってる時が一番ステキです。
こういう感じなら、東宝ミュージカル、また見に行ってもいいかなと思いました。
歌がうまい人しか出てこなかったんですよー。これって、宝塚を見慣れてしまっていると、すごく新鮮です(笑)。
チケット代13,500円也。高いけど、みんなプロフェッショナルって感じでした。
私が見に行った回は、花總さんのほか、涼風真世さん、未来優希さん、和音美桜さんが大きな役で出ていて、いやーもう、とにかく歌がうまかった。
花總さんが歌がうまいといえるのかは意見が分かれるところかもしれませんが、あとの3人は、宝塚屈指の歌ウマな生徒さんだったと思います。
未来さんも、和音さんも、すごすぎでした。うますぎ。すばらしー。
涼風さんも、すごくステキでした。セリフの声も好きです。
あと、花總さんの恋人役で、山崎育三郎さんが出ていましたけど、これまた歌がうまかった。
花總さんは、涙を流しながらのお芝居が多かった気がします(オペラグラスで見た)。あんなに魂削って演じてて大丈夫なのかなって心配になるぐらい。
宝塚出身の方が沢山活躍されていて、宝塚の関係者でも何でもないけど、何となく誇らしい感じがしました。
反面、宝塚退団後に帝劇とかの大きな舞台に立つには、これだけの実力者がそろっている中で、勝負していかなきゃいけないのかと思うと、ちょっとうまいとか、ちょっとかわいいとか、そんなんじゃ生きていけないような、すごく厳しい世界なんだなーと改めて思いましたねー。
あと、帝劇でいただけないのは、休憩時間の女性お化粧室の列が、げんなりするほど長いことかな(笑)。
こういう時は、男性が猛烈にうらやましい。
「これ、もう無理だろー」ってぐらいの、すさまじい列です。優雅な気分が一瞬で打ち砕かれるような、お化粧室に入るための戦い。
一幕が終わったら、余韻もそっちのけで、我先にとお化粧室にまっしぐらですよ。
っていうか、一幕が終わりかけのときには、もう半分腰が浮いてるんじゃないかって勢いの方もいたし。
初めは、そういう事情がわかっていなくて(帝劇って久しぶりで)、なんでみんな、こんなに急ぐんだろうと思ったら、宝塚の劇場以上に混雑するんですねー。
知りませんでした。
お化粧室の戦いに勝ち抜き、また二幕が始まったら、イクヤマザキと花總さんの恋にほぉーっとなるという。このギャップ。
いや~、もう古い建物だろうから、無理なのかもしれませんが、今度建てるときは、女性のお化粧室、もっと分散して、数も増やしたほうがいいと思いますね(笑)。マジで。
休憩時間に、夢がいったんぶっ壊されてしまいます。
というわけで。
ちょっと前に「All for One」も見て、とても楽しかったので、その感想も書こうかと思っていたんですが、バタバタで書けませんでした。
またぼちぼち、更新したいと思いまーす。