宝塚テラス 

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礼真琴さんが案内役『歌劇』創刊100周年記念番組を見て思ったこと

スカイステージで放送されていた、『歌劇』誌創刊100周年記念特別番組「夢のページが紡ぐ100年の道」(第一部)という番組を見ました。

タイトル、長いな(笑)。

たぶんお堅い感じの番組なんだろうなーと思って敬遠しそうだったんですが、ちょっと見てみたら、礼真琴さんが笑顔で司会をしていた。ハスキーボイスで。

というわけで、真面目なお話も、礼さんが語ってくれるなら見るわ、と思ったげんきんなわたしです。スミマセン(笑)。

で、見たら、いい番組だったんです。いろんな方のインタビューもいっぱいあって、面白かったですよ。宝塚ファンなら見ておいて損はないっていう感じです。

「歌劇」のすごさ

礼さんが、歌劇の創刊からの歴史を語ってくれるんですが、創刊号には与謝野晶子の短歌が載っていたとか、有島武郎の記事、手塚治虫の挿絵、中原淳一のイラストなど、そうそうたるメンバーが歌劇に関わっていたことを知ることができます。

改めて「歌劇」のすごさを感じますね。宝塚の雑誌は他にもあるけど、歌劇ならではの歴史とか、色みたいなのを感じました。

当時から今に続いているコーナーとして、高声低声の話も出てきます。

1921年頃には、30ページもある人気コーナーだったとか。

30ページってすごすぎる。昔から熱いページだったんですねー。

記念号の表紙を飾るスター

600号、700号、800号みたいな記念号の表紙が取り上げてられています。

600号と700号は麻実れいさん

800号は紫苑ゆうさん

900号・1000号は轟悠さん

その後は、姿月あさとさん、和央ようかさん、柚希礼音さんと続きます。

記念号を飾る生徒さんっていうのは、そのときの宝塚の顔となる、名だたるトップさんたちなんですねー。

わたしが思っていた以上に、記念号の表紙を飾るっていうのは名誉なことなんだなーと思いました。

轟悠様のアイデアを聞いてリアクションに戸惑った話

轟さんがのインタビューもありました。

轟さんが初めてのポート撮影で、男役たるもの、どんな服装で、、、と思いながら撮影したという思い出を語っているんですが、そんなときもあったんですねぇ~。

あと、歌劇のポート撮影について、グラフとは違ってきちっとしなければいけないという空気感が生徒の中にある、という話もしています。

それはなんとなく、眺めていても伝わってくるよなーと思いました。

グラフのほうが今っぽい写真が多いですもんね。篠山紀信さんの表紙撮影になった頃から、そんな傾向をはっきり感じたような気がします。

で、次が面白かったんです!

「これからの歌劇誌に望む事」として、轟さんがこんなアイデアをおっしゃってました。

生徒の載っているポートをコインでこすると、その生徒の香りがするっていうのはどうですか? (←轟さんご提案)

。。。。。。。?!

斬新だなー。

斬新すぎて、一瞬ピンとこなかったです(笑)。

デパートの化粧品売り場とかで、紙をめくると香水のサンプルの香りがして、とかいうのはありますけど、ああいうイメージ??

「歌劇」で生徒さんの香り?!がしたほうがいいのか、わたしにはよく分かんないですけど、ファンの方たちが、そろって「歌劇」の匂いを嗅いでるっていう図を想像すると、なんかおかしいような気もする(笑)。

やっぱり面白いです、轟さん。

他にも、真風さん、芹香さん、愛月さんが歌劇誌について語っていたり、安寿ミラさんと真矢ミキさんが、それぞれ歌劇について語っていたり、意外にインタビューがいっぱいで、盛りだくさんでした。仙名さんと綺咲さんも出てたし。

真矢さんが、初めてのポート1枚撮るのに対して服を10着ぐらい一生懸命用意したみたいなお話をされててビックリしました。そんなことがあったんですねぇ。

雑誌を見ている側から、自分が雑誌に載る側になる瞬間っていうのは、やっぱりすごいことなんだろうなーって思いましたねー。

最後のほうで、望海さん、早花さん、奏乃さんが3人で組レポの話をしたり、柚香さんのインタビューもありました。

後半は来月で、また盛りだくさんらしいので、礼真琴さんのおすすめに従って見てみようかなーと思います!