星組の『ディミトリ』と『ジャガービート』の配信視聴をしました!
お芝居はどういう話かよくわからずに見たんですが、展開が面白かったです。
あと、戴冠式の後に主役ふたりが白い衣装で歌うところがとっても綺麗でした~。夢々しくて、こういう宝塚らしいシーンは久しぶりに見たなという気がしました。
礼真琴さん
お芝居はずいぶんソフトな印象の役でしたね。
実力派のトップさんなのに、役によってすごいヤング感!?(少年っぽさ)が出せるところがすごいなーと思います。
こういう緩急自在なところはさすがというか、実力に裏打ちされている感じで、なかなか他の人には真似できないところかもしれないですねー。
ディミトリみたいな役もできれば、ショーでちょっとジャニーズっぽくも歌えるし、何やってもうまいし、もう無敵だなと(笑)。
ディミトリのキャラクターが、自分さえ犠牲になれば、、、みたいな感じだったり、すごくいい人なのに誤解されたり周りに翻弄されまくってるところが、なんだか気の毒でした。
ルスダンとの行き違いなんてね、ちょっと見ててディミトリがかわいそうになるくらいだったけど、、、礼さんはステキだったと思います!
イギリスのフィリップ王配とかもそうだったのかもしれないですけど、王配っていう立場はいろいろ難しいんですね。。。
スポンサーリンク
舞空瞳さん
舞空さんのルスダンは、少女の頃のおてんばなキャラのときは、「優等生の舞空瞳さんはそういうことしないです」感が強くて、なんかちょっと違和感を感じたんですが(←わたしだけ!?)、女王になってから芯が強い女性を演じているときはステキというか、カッコ良かったと思います。
トップ娘役さんって、見る側の好みもあるし、何をやってもいろいろ言われがちな立場かもしれないですけど、何でもこなせるスーパースター礼真琴さんの相手役を、これだけきちんと務められるっていうこと自体がすごいなーと思いながら見ていました。
トップ娘役になる前の花組全国ツアー公演(メランコリック・ジゴロ)を見ましたが、あの時も、トップ娘役が狙えそうな人たちの中にいても一際動きが美しかったなーとか、そんなのも思い出しました。
個人的には、極美さん演じるミヘイルが突然ルスダンの私室に入ってきちゃうところで、「ちょっとー、なに勝手に入ってきてるのよっ」って思いました! 普通思いますよね!? だってミヘイル登場のしかたがストーカーっぽかったし(笑)。
「警備はどうした!?」っていうのも思いましたが。ルスダンが浮気するのも早すぎだろーと思いましたが、これはお芝居の時間の都合とかですかね?? 原作読んだらもっと面白いのかもしれないですね。読んでみようかな~。
それで、淡白めなラブシーン(ほぼダンス?)の後にミヘイルは殺されちゃって、ミヘイルが横たわってる横でディミトリとルスダンが言い争ってるっていう、、、。救命措置もされないところを見ると即死だったんだわ。ミヘイル、なんだか散々な目に合ってるよ、と思いました。
あ、極美さんはもちろん美しくて、これじゃあルスダンもイチコロよ♪、みたいな説得力がありました!
スポンサーリンク
瀬央ゆりあさん
ジャラルディーンかと思ったら、ジャラルッディーンなんですね。言いづらすぎる(笑)。その小さい「ツ」、なくていいんじゃないの!?
ディミトリのピンチを救いにくる瀬央さんが、なんかすっごくカッコよくて、やばい、カッコよすぎるー!!!と思ってしまいました。おいしいところを一気にさらっていくような役どころでしたよね。
ちょっと落ち着いてみると、ジャラルッディーン様が自らディミトリを助けにくるのかぁ(こういう時ってふつう手下とかに行かせることが多そうだけど)とか、ジャラルッディーン様がやたらと懐が深そーなところとか、ちょっといろいろ謎ではありましたが、なんか全部瀬央さんの目力で納得させられちゃったような感じでした(笑)。
目力、すごくなかったですか!?
瀬央さんの目力は、たとえ歌舞伎メイクみたいなのをしてたって、すごい威力を放ちそうなパワーがありますよね。迫力顔の表情(顔芸みたいなの)ができるっていうか!?
個人的には、貴公子っぽい役を演じてる時よりも、こういう男気が煮えたぎってるみたいな役のほうが似合う気がします。
なんか瀬央さんの舞台って楽しみなんですよね。面白いもの見せてくれそうな期待感があります。
暁千星さん
突然ですけど、暁さんの芸名って綺麗ですよね。暁に千に星ですよ!? いつも、パソコンで文字変換するときに、なんて綺麗な芸名なんだろうって思います。
星組生なんですよね~、わたしの中では月の若きプリンスっていうイメージがまだ抜けないです。
今回の役は、王が死んじゃうところまではカッコいい家臣っていう感じだったのに、死んじゃった途端に全部ディミトリのせいだーみたいな!?
うっそー、おとうさん、ちょっと息子になんか言ってやってやりなさいよ、みたいに思いました。
王の右目は見えてないってディミトリに伝えるあたりはすっごくカッコよかったのに、王が亡くなったあとの変貌ぶりにぶったまげました。
それでも暁さんは堂々としたスターっぷりで、とっても素敵だったと思います。ショーでもちょっとジャンプするだけで、運動神経すごすぎ!みたいな迫力があったし。
星組はイケメンがいっぱいいて、見てるほうも忙しいです(笑)。
スポンサーリンク
印象に残った方々
最初、物乞い役の美稀千種さんがド迫力でビビりました。画面でまじまじと、目の下のクマとか、眉毛のあたりとか、じーっと見てしまいました(あと坊主のカツラの境目とか、笑)。お風呂に入る前とかに、あのメイク真似してみたら楽しいかもしれない、と思ってみたり。茶色のアイシャドーがあればできるんじゃないでしょうか。
ギオルギの綺城さんは、みんなに尊敬されるいい役でしたね。この前見た『めぐり会いは再び』のときが悪役だったから、こういう役を演じているのを見るとなんだかホっとします。綺城さんは歌も上手だし、ちょっと渋めの役が続きましたけど、がんばってほしいなと思います!
娘役だと有沙瞳さんと小桜ほのかさんが歌えるし美人だし目立ってましたね。
あとはタマラ王女を演じていた藍羽ひよりさんも。新人公演の映像では大人っぽくてお芝居が上手っていう印象だったので(ちょっとハナフサさん的な感じ)、子役をしてる姿は別人みたいでビックリしました。まあ、子役だから、普段娘役をしてる時とは違うんでしょうけど。とりあえず目立つ役だったので、間違いなく期待されてるんでしょうね~。
星組といえば詩ちづるちゃんもいますよね。宝塚グラフ12月号の「プチ・フルール」、見ましたか!?
すっごくわかりやすく推してる娘役さんをどアップで載せました(ドヤっ)、みたいな。あれ、あんなに顔をアップにする必要あるのかなぁ(笑)。毎回思うんですけど。
あのどアップ写真を見るに、詩ちづるちゃんもすごく期待されてるんだろうけど、藍羽ひよりさんの勢いもすごそうだし、これからどうなるのか気になります。
ショーの感想も書きたかったけれど、配信視聴だったため、ジャマが入りまくりで途中全然見られないところがあったので、あんまり感想が書けません(涙)。
わたしは齋藤先生ワールドは若干苦手だったりするんですが、今回は頭からっぽにして圧倒されながら見れそうなショーだったので残念です。
次回の配信視聴は集中して観れるようにしたいです!