『エルピディイオ』見た!
昨日、鳳月杏さんの『エルピディイオ』を配信視聴しました。
タイトルが、なかなか覚えられず、、、(笑)。
「ィイ」って、2つ続くんですよね。配信視聴して、ようやく覚えられました。
人物名だったのね。。。
難しかった時代背景と詩
今回のお芝居は、スペインがキューバを植民地支配していた頃のお話らしいのですが、
わたしは恥ずかしながら、この時代のスペインやキューバの歴史とか、社会情勢とかの知識がなかったので、まずお話の背景にあるものを登場人物のセリフからくみ取るのに苦労しました(笑)。
で、すごく淡~く、なんとなくこういうことかな?という、おぼつかない理解でもってお芝居を見ることに。。。
まあこれは、ワタクシの勉強不足のせいでございます。
で、鳳月さん演じる主人公が詩人で、新聞に詩を投稿してるんだけど、その詩が素晴らしくて周囲の人たちを勇気づけていく、みたいなストーリーなのです。
なので、わたしはその主人公の「詩」の素晴らしさを登場人物と一緒に共感したかったんだけど、詩って、ちょっと抽象的で、セリフでさらっと1回聞いただけだと、よくわからなかったりするのです(←私の理解力の場合)。
詩の中身がもっとわかれば、主人公の内面とか人物像とかにもっと迫れそうなのになー、わたしって学生時代から詩の解釈は苦手だったわ、な~んて思ったりしました。
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鳳月杏さんのコミカルな場面も!
全体的に、重めなトーンのお芝居だったような気がしますが、コミカルな場面もあったんです。
主人公がウリふたつの侯爵の替え玉になっている場面なんですが、ここで登場する鳳月さん、輝月ゆうまさん、蓮つかささんのやりとりがコミカルで面白く、三人ともさすがだなーと思いました。三人三様、それぞれがいい味を出していた気がします。
鳳月さんは、最初は何か訳ありの、暗い過去を持った男って感じなのですが、侯爵の替え玉になったときは、裏返ったみたいなすっとんきょうな声でしゃべるので(侯爵がそういう声だっていう設定なのです)、こんなオモシロ系の鳳月さんが見られるなんて、今日配信視聴して良かったわ、と思いました。
そして、やっぱり足が長~~かったです。カッコいいです。
輝月さん、蓮さんも、すごく魅力的にキャラクターを演じていて素晴らしかったです!
彩海せらさんの活躍!
彩海せらさんは主人公を慕っている青年で、かなりおいしい役どころだったと思います。
歌も、舞台でたったひとりで歌うところが2カ所くらいあって、しかも上手なのです。次世代スターの到来、爆上がりの予感を感じました。
雰囲気がなんとなく、望海さんからも月城さんからもいい影響受けましたっていう感じがして好感度大です。
メイクの印象もあるのかなぁ? 美人なところも似てますよね。
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しっとりした伯爵夫人、彩みちるちゃん
あんまりしっとりした美しい伯爵夫人のたたずまいだったので、登場したとき、あれ、彩みちるちゃんだよね!?ってなりました。
なんだかすごく綺麗になった気がする。
伯爵夫人のドレスも似合っていて、、、というか、この役どころがすごく合っていて、すてきな娘役さんになったんだなーと思いました。お芝居も上手だし、歌もいい感じ!
この学年だからこそ、こんなに魅力的に伯爵夫人を演じられたんだろうなーという気もするし、これだけの活躍ができるなら、この先もすごく楽しみだなと思いました。
あと、娘役さんだと、白雪さち花さん、蘭世惠翔さん、きよら羽龍さんが目立っていました。
白雪さんは、みんなの姉御って感じで、台詞回しも迫力があって、舞台を引き締める存在って感じでした。
蘭世さんは、途中まで男役だったとはとても思えないスイートな娘役っぷりでした。
きよら羽龍ちゃんは、キャンディキャンディみたいなすっごいそばかすのメイクをしていて、最初ギョっとしました。結構思いきって書きましたよね、そのそばかす(笑)。思わず点々の数を数えたくなります。
キャラクターも、主人公に片思いしている脳内お花畑っぽい女の子っていう雰囲気がよく出ていました。羽龍ちゃんの場合、そういうキャラを演じていても、動きが美しくて思わず目がいくところがさすがです!
なんか、お話が難しかったというわりには、案外楽しく観劇していたことが、今振り返ってみてわかりました(笑)。