宝塚テラス 

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サヨナラしたくないサヨナラショー 愛希れいかさん退団

このまえの日曜日は、愛希れいかさんの退団の日でしたね。

あ~、ついにこの時がやってきてしまったんだなぁ、、、、、

わたしは月組を観劇するとき、愛希さんがバリバリの男役スター並みに活躍する姿を、実は無意識のうちに相当期待して、楽しみにして行くことが多かったような気がするんですよね。

娘役だけど、わたしのなかでは男役さん並みに存在感のある、ビッグなスターでした。

卒業は「おめでとう!」と言って感謝をこめて送り出さなきゃいけないのかもしれないけど、千秋楽の舞台を見ていたら、愛希さんがあんまりイキイキしていて、魅力が炸裂していたので、なんか、やっぱり退団はさみしいよなぁ、、、と思ってしまった。

退団するときって、どのスターさんも、みんないつも以上にステキに見えたりしますよね。やぱりすごい人だったよなー、と思うことが多かったりする。

普段はわりと男役さんに対してそういうふうに思うことが多いけど、愛希さんは、本当に存在感のある、いい娘役さんでした。

あの舞台の息づき方というか、舞台に立ったときの輝きみたいなものを娘役さんに対して強烈に感じたのは、 花總さん以来だったような気がしますね。

トップ娘役7年目

トップ娘役の在任期間としては長いんでしょうけど、愛希さんって不思議と、見飽きることがない娘役さんでした。

見るたびに違うんですよね。

役も、トップさんの相手役でないマリー・アントワネットを演じたり、ルイ14世を演じたり、すごく幅広かったですよねー。

こういう娘役さんって、ほんとになかなかいないと思う。

娘役だけどスケールの大きい、存在感のある活躍ができたのは、やっぱり男役としての経験も生かされていたんですかね。

小さくまとまっていなくて、いつも舞台でのびのびしているところが、本当に好きでした。

男役から娘役に転向したジェンヌさんの、一番の成功例だったかもしれないですね。

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寄り添うだけでない魅力

トップ娘役さんにもおそらくいろんなタイプがあって、男役さんを立てて寄り添うタイプの娘役さんもいると思いますけど、愛希さんの場合は、寄り添うとか、足を引っぱらないように必死についていくとか、トップさんの存在感におんぶに抱っこ、みたいな感じじゃなかったような気がします。

珠城さんとのコンビは、お互いに魅力のあるスター同士がコンビになることで、さらにお互いを高め合えるような、そんな関係に見えて、そういうところも好きでした。

今日はほめまくりです(笑)。

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サヨナラショー

サヨナラショー、見れました!

ライブビューイングでだけど。でも、見られて良かったです。

 最初白いお衣装で大階段の真ん中に出てきたときは、なんか神々しかった(笑)。

思い出の曲をたくさん歌ってくれて、トート閣下のときよりもだいぶ顔色(←メイクの)が良くなった珠城さんとのデュエットも良かった。

それで、最後に黄色いお衣装で「ドリームガールズ」を熱唱する姿を見て、また愛希さんからハッピーオーラと元気をもらった気がして、最後までほんとにちゃぴちゃんらしいなぁ、、、としみじみしました。

「ありがとう」と心から言いたくなりましたねー。

憧花ゆりのさん

一緒に退団する組長の憧花ゆりのさんも、大階段の挨拶くらいまでは、組をまとめ上げてきたしっかり者の組長さん、という雰囲気がバリバリ出ていたと思うんですけど、その後、珠城さんと愛希さんと3人で出てきて、珠城さんに促されて一言挨拶したとき、ちょっとほっとしたような笑顔というか、組長として完全武装していないお人柄みたいなのが垣間見れたような気がしました。

憧花さんの退団挨拶は、最後まで組のことを思う組長さんらしさにあふれていて、すごい責任感を持ってやってきた方なんだろうなぁ、、、というのが伝わってきました。

おつかれさまでした、と言いたいですね。

次期組長になられる光月るうさんの挨拶も、これまた立派で。

よくあんなに長い挨拶&もろもろの情報を、一度もかまずにスラスラと言えるよなぁ、、、と、その驚異の記憶力と責任感みたなのに、驚きました。

しっかりしているんですねー。

ちゃぴちゃんの退団はさみしいけど、また客席から月組を応援するみたいなこと言っていたし、わたしも引き続き、月組さんを応援したいなぁと思いました。