宝塚テラス 

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伶美うららさん退団発表について思うこと

  

 伶美うららさんが退団を発表されましたね。

 ネットでそのニュースを知ったとき、不意打ちな感じでドキっとしました。

 そうか、退団しちゃうんだ。。。

 このブログはいつも好き放題書いているし、伶美さんのことについて、歌が課題だという内容を書いたこともあります。でも、やっぱり退団のニュースに直面すると、なんともいえない気持ちになりますね。さみしいです。

 

伶美さんの決断

 伶美さんは長い間トップ娘役候補と言われ続けて、誰よりもそのポジションに近いところにいて、あとほんの少し手を伸ばせば届きそうなところまできていましたよね。

 手が届くのか、届かないのか、届くとしたら歌はどうなんだとか、その辺がファンの間ですごく注目されていました。

 だけど、今このタイミングで退団を決意した。伶美さんは、一体どんな思いで退団を決意されたんでしょう。。。

 私には、想像することしかできないけど、これまでにもきっと、いろんな思いがあったんでしょうね。

 新人公演で主演したとき、同期の実咲さんがトップ娘役として他組からやってきたとき、二番手格の娘役として役柄にも恵まれて活躍していたとき、最近の下級生の台頭。いろんな地点で、いろんな思いがあったと思います。

 そういう中での、伶美さんなりの決断だったんでしょう。

 本人なりの、いろんな葛藤があったんだろうなぁ。歌のことにしたって、周りから言われるまでもなく、自分が一番わかっていたんじゃないのかな。。。

 

退団する生徒さんの思い 

 宝塚には、いろんな生徒さんがいます。トントン拍子で役がつく人や、そうでない人。スター路線に乗る人、乗らない人。いったんはスター路線に乗ったけど、途中で失速してしまう人。

 退団を決めたとき、その生徒さんがどんな思いでいたのかというのは、ほんとうにひとりひとり、違うでしょう。。。それぞれに、違うドラマがあるんだと思います。

 伶美さんのように、トップ娘役同然というところまでいきながら、トップ娘役にならずに退団するというのは、月組の城咲さんの例とかもありますけど、もしかしたら、ある意味一番キツイ経験だったのかもしれません。

 

伶美うららさんというスター

 歌のこととかで、ファンの間でいろいろ言われることもあったと思いますけど、それでもやっぱり伶美さんは、間違いなく宙組を引っ張ってくれたスターでした。

 今となっては、歌のこと、辛口なこと書いてごめん、という気持ちですね。。。

 ブログとかで、辛口なことを面白おかしく書くなんていうのは、書いているほうからしたら気楽なもんなんですよね。書いているほうは何の努力もなしに、高みの見物で言いたい放題してるだけですからね。

 その間に、伶美さん自身はいっぱい努力をして、いろんな壁を乗り越えて、必死に戦っていたんだと思います。伶美さん舞台を見て感動したり、励まされたり、元気をもらったりしたファンの人もいっぱいいたでしょう。

 簡単に辛口なコメントをすることについて、ちょっと考えさせられました(辛口なことを書くにしても、頑張っている本人への、思いやりのあるコメントじゃなきゃいけないよな~と改めて感じています)。

 お客さんはチケット代を払って見に行ってるけど、演じている生徒さんだって生身の人間ですからね。。。

 華やかで、存在感のあるスターだったと思います。

 退団を決めた伶美さんや、一緒に退団される生徒さんたちが、退団するその日まで、元気に活躍できますように、エールを送りたいです!