『愛と青春のすみれキッチン』
著者:宝塚歌劇を愛する会
発行所:株式会社祥伝社
出版年:2013年
私のキッチンの冷蔵庫に、いつもクリップで留めてあるレシピ本がこれなんです。
これは、宝塚大劇場の楽屋の奥にある、「すみれキッチン」という生徒さん用の食堂のレシピが再現された本です。
すみれキッチンのスタッフの方が書かれたものではなくて、OGの生徒さんなどからの聞き取りをしながら、あくまで再現されたレシピだそうです。
それでもファンからしたら、興味ありますよね。
しかも、作ってみたら美味しいんですよ。
なので、ここ数年、私のキッチンのレシピ本としては、いつも1軍のレギュラーメンバーとなっています。
私がよく作るメニュー
①ささみの唐揚げ
これは、ものすごく美味しいです。それに作るのも比較的簡単です。
ささみの筋を取るのがちょっと面倒なだけで、あとはものすごく楽だし、下味をつけて、揚げる手前までやっておけば、忙しいときの時短メニューにもなると思います。
たぶん下味の加減が美味しさの秘訣なんでしょうね。ショウガの風味がいいです。
②しいたけごはん
これも美味しいし、すごく簡単です。炊飯器に入れるだけですしね。
楽なんだけど、最後に万能ネギとかを飾れば、それなりのメニューに見えるし、余って冷凍しても美味しく食べられて便利です。
③きゅうりのオイル和え
これは、何か1品足りないというときにいいです。3分ぐらいでできます(笑)。
後を引く美味しさだと思います。これにハマると、きゅうりの消費量が増えます。
家庭的な味
仕事でコンビニ弁当が続いたり、外食が続いたりすると、家庭的な味にほっとするっていうのがあるじゃないですか。「すみれキッチン」のレシピは、どれもお母さんのメニューみたいなところがいいですよね。
普通の社員食堂とかだと、業者さんが入っていて、早い安いがウリという感じだったりしますけど、職場(というか楽屋)にこういうほっこり系の食堂があるっていうのはうらやましいです。
上級生じゃないと「すみれキッチン」に入りづらい、とかも聞きますけど、どうなんでしょうね。
下級生だって食べたいでしょー!と思いますけど、皆さんダイエットとかであんまり食べなかったりするのかな。。。
まあ、そもそも収容人数も少なそうだし、いろんな事情があるのでしょうか。
レシピ本&楽屋をちょっと想像できる本だと思います。