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小池先生のオリジナル作品で、スベった作品とスベらなかった作品の境目を検証してみる

  

 タカラヅカニュースで、珠城りょうさんと憧花ゆりのさんの『All for One』のお話聞きました! 小池先生のオリジナル作品ですね~。

 珠城さんって、とっても落ち着いたお話のしかたするんですね。話がとっても聞きやすくて、好感度大でした。

 

 珠城さんって94期だから、1学年下が柚香さんとか朝美さんなんだと思うと、若いトップさんだな~と思うんだけど、物腰が落ち着いてるせいか、トップとしてのどっしりした存在感があっていいですね。

 あんまり停滞期がなくトップになったイメージがあるんですけど、トップになってからの成長が楽しみだな、という気がします。

 珠城さんは、なんか、おっきなイメージがありますよね~。柚希さんとか、姿月さんとかも、ビックなオーラがありましたけど、そういうオーラがこれからますます出てきたら、ファンの期待以上の舞台を見せてくれそうな気がします!

 

小池先生の新境地開拓??

 『All for One』の制作発表を見て、歴史活劇っぽいお話なのかなとは思っていましたけど、コメディーだというのは、ちょっと意外でしたね。

 でもまあ、三銃士っていうテーマ自体が、個性的なキャラクターもいっぱい出てくるし、重厚な感じにも、明るい勧善懲悪風な感じにも描けそうなので、ここにコメディーを持ってくるっていうのは、方向性としてはいいんじゃないですかね。

 でも、それ以上に私がビックリしたのは、小池先生がコメディーをやるってことですよ!!

 珠城さんが、「こんなにコメディーコメディーした作品になると思ってなかったので」って言ってましたけど、どこまでコメディーなの?!

 小池先生の作品で、笑っちゃったことといえば、花組『オーシャンズ11』のときのジョンソン先生ですけど、あれは小池先生がどうのっていうより、北翔さんの力量って感じでしたからね。

 でも確か、小池先生が北翔さんに、やるならとことんやらないと面白くないっていうようなこと、言ったんでしたっけ?? でも、アドリブがあんまり長いと怒られるって言ってた気もするし、よく覚えてないなー(笑)。

 今回は小池先生初?の、本格コメディーになるんでしょうかね。ベテランの小池先生、ついに新境地開拓か??

 

小池先生のオリジナル作品、スベった作品とスベらなかった作品の境目

 小池先生の、海外ミュージカルの潤色の手腕については、文句のつけようがないと思います。日本のミュージカル界全体に対する貢献も、すごいですしね。

 まあ、大物ってことですよね。

 そんな小池先生でも、やっぱり百発百中で毎回ヒット作を生み出すっていうのは、すごく難しいことなんじゃないですかね。

 海外ミュージカルの潤色ではない作品だと、和央ようかさんが主演した『カステル・ミラージュ』とか、春野寿美礼さんのサヨナラ公演だった『アデュー・マルセイユ』なんかは、失礼を承知でいうと、ぶっちゃけつまんなかったと思います。

 でもこれ、どっちも10年ぐらい前の作品なんですよね。

 そう考えるとですよ、最近の小池先生は、潤色じゃない作品でも、そんなにコケてないってことですよ。振り返ってみても、目立った大コケはしてない。

 これは、たまたまじゃなくて、ちゃんと理由があると思います。私が思うに、作品のテーマ選びが変わったというか、一貫性が出てきたんだと思います。

 

小池先生の作品の題材選び

 潤色じゃない作品のテーマ選びは、パターンがあると思います。

①原作が誰もが知ってるような名作(ギャッツビーとか、今回の「三銃士」もそうですね)

②原作自体が超人気作(「るろうに剣心」「ポーの一族」とか、韓流ブームに乗った「太王四神記」とかがそうだと思います)

③主人公が超有名人(ドラマチックな人生を歩んだ人物ってことで、ナポレオンとかですね)

 つまりですよ、私が思うに最近の傾向としては、潤色じゃないときは、作品のテーマ選びで、既にある程度世間で評価されている原作や人物を描くことによって、スベる作品を作らない、大コケを回避してるってことなんじゃないでしょうか。

 作品や人物自体の魅力をベースに、脚本を練るパターンってことです。

 

ポスターや振付家選びにも話題性がある

 小池先生の作品でさらに注目したいのは、ポスターがカッコイイってことですね。

 写真家のLeslie Keeさんを起用するようになってから、ポスターでファンの心をわしづかみというか、期待感を持たせるっていうのが、すごくうまくなったと思います。

 これは、小池先生の作戦勝ちというか、いいところに目をつけたな~と思いますね。宝塚ファンじゃない方が見ても、恥ずかしくないポスターだと思います。

 あと、制作スタッフの中に、宝塚でなじみの方ばかりではなくて、外部で実績があるスタッフの方を連れてくる手腕っていうのも、すごいと思います。

 これまでの例だと、振付家のことが多かったですけど、今回は殺陣の先生で、新しい先生が入ってらっしゃるみたですね。

 殺陣の先生のところで珠城さんが言っていた、「西洋剣術」が実践的で、「宮廷剣術」が王宮でのたしなみとしての剣術でっていう話も、すごく興味深かったです。宮廷剣術を戦場でやったらすぐやられちゃうっていう話も、面白かったなー。

 ダルタニアンがルイ14世に剣術を教えるシーンで、そういう違いが見られるらしいので、楽しみにしたいと思います♪

 

そのほかに思ったこと

 小池先生が珠城さんに、「あったかい、おっきいオーラがボンって出ればいいな」というようなことをおっしゃったそうですが、出ると思います!!!

 そういうオーラ、珠城さんなら間違いなく出るでしょう。小池先生も、それがわかってて、狙って脚本書いてると思います。

 あと、今回沙央くらまさんが出演されますが、沙央さん、「1789」のときもすごく良かったし、「ロミオとジュリエット」の乳母も素晴らしかったし、とにかくうまいですよね。

 小池先生って、北翔さんのときもそうですけど、連続して専科から呼んでる人って、ほんとうに上手い人に限定されてる気がします。沙央さん、評価されてるんじゃないでしょうか。

 

 というわけで長くなりましたけど、私の予想は、珠城さん主演の『All for One』、すごく期待できるんじゃないかってことです!

 楽しみにしたいと思います♪


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