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カレンダーで占う、宝塚各組スターのこれから

2019年版『宝塚カレンダー』の掲載メンバーが発表になっていましたね。

カレンダーは、ある意味タカラヅカスペシャルよりもはっきりと、劇団の考える路線スター、別格スター、若手スターというのが示されているような感じがします。

公演では番手がぼかされていたりって、よくありますけど、カレンダーの掲載を手がかりにすると、劇団の意思が見えてきそうな気がしますね。

今回も、「やっぱりそうなんだー」と思ったり、「え?!」と思ったり、いろいろありました。

前提として、そもそもカレンダーのメンバーに選ばれているという時点で、すごいことなんだと思いますけどね。劇団からスターとして扱われているってことは間違いないわけで。

さらに、どのカレンダーに載るのか、というところまで注目して感想を書いてみます。

今後を占うという点から注目するカレンダー

カレンダーは種類がいっぱいありますけど、「スターカレンダー」と今年新発売の「スター卓上カレンダー」、「パーソナルカレンダー」「パーソナル卓上カレンダー」は、専科の轟さん、トップさんをはじめ、各組の顔ともいえる主要メンバーが順当に掲載メンバーになっているので、今後を占うという点では、今の時点で特に目新しい情報が見つかるわけではなさそうですね。

カレンダーの掲載順がはっきり出れば、またいろいろ見えてくる部分があるかもしれませんが。

これらのカレンダーは、安定の、王道カレンダーだと思います。

個人的には、ここで美弥さんが2番手としてしっかり入っているのを見ると、なんだか改めて感慨深い、というのはありますね。ほんとに良かったね、みたいな。

今後を占うという点で注目すべきは、各組の若手男役が掲載されている「卓上カレンダー」、トップさんを含めたスターが勢揃いの「ステージカレンダー」、そしてカレンダー掲載は嬉しいけどちょっと心がザワザワする「ポスターカレンダー」の3つ、ではないかと思われます。

「ステージカレンダー」に掲載されているのが、まさに公演で活躍が期待される各組の主要メンバーなんだろうと思います。

その「ステージカレンダー」のメンバーの中で、「ポスターカレンダー」のメンバーに入っていない若手の男役さんが、今の時点で路線男役ということになるのかな、というのが、わたしの印象ですかね。

実際の公演では上級生の別格男役さんや中堅の生徒さんがいるので、純粋に3番手にはならないかもしれませんが、3番手あたりが狙える位置にいる、という感じ??

カレンダーの条件をあてはめると、こんな感じ。

花組 水美舞斗さん

月組 月城かなとさん、暁千星さん

雪組 朝美絢さん

星組 瀬央ゆりあさん

宙組 桜木みなとさん、和希そらさん

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卓上カレンダー

若手男役さんが掲載されている、卓上カレンダー。

最近新人公演で主演した男役さんを中心に新メンバーも加わって、勢いを感じる生徒さんが多い印象ですね。

わたし的には、若手の男役さんが路線スターになるための登竜門として、新公主演して、この「卓上カレンダー」にメンバー入りするっていうのが、ひとつのステップなんだろうなと感じます。

ここに入れば安泰っていうイメージよりも、やっぱりあくまで「登竜門」っていう印象ですかね。ともあれ、掲載されることはめでたいですね!

今回掲載メンバーの中では95期の生徒さんが一番上級生になって、それよりも学年が上の生徒さんたちは掲載がなくなりましたけど、これに関しては、若手スターを中心に選ぶという意味ではしょうがないのかな、という気がしました。

上級生になり、卓上カレンダーのメンバーではなくなってから、その後どのカレンダーに掲載されるのか(あるいは掲載がなくなるのか)、という点は、ちょっと気になりますね。

ちなみに鳳月さん、彩凪さん、愛月さんは、ポスターカレンダーの新掲載メンバーになっています。

 

ポスターカレンダー

いろいろ話に出ているポスターカレンダー。

掲載メンバーを全体的に眺めた印象からすると、専科を含め、各組の重要ポジションにいる上級生の男役さん、と解釈するのが素直なのかな、という気がします。

それを、「別格」とひとくくりにするかどうかは別として、ですね。

公演で活躍が見られるのは間違いないと思いますけど、路線に残るかどうか気になっていた男役さんがポスターカレンダー入りすると、やっぱり気持ちがザワザワしますね。「そうなんだ、、、」というか「そうなの??」みたいな。

でも、2016年ポスターカレンダーの美弥さんは、今や立派な2番手さんなので、なんともいえない部分もありますね。路線に戻ると、別のカレンダーへの掲載が増えるのでポスターのメンバーじゃなくなる、というのはあるのかな。

結局のところ、「この時点では」っていうスターの並びであって、「絶対」じゃないんでしょうね。

というわけで、ポスター掲載メンバーを見たわたしの感想でした。