宝塚テラス 

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明日海さんと過ごす極上の時間 『Delight Holiday』

少し前になってしまいますが、花組さんの『Delight Holiday』を見てきました!

今さらですけど、感想です。

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この公演はほんとに、明日海さんと過ごす極上の時間っていう感じだったなと思いました。

ホットチョコレートじゃないけど、甘くてあったかい、ハートウォーミングなクリスマスってカンジですかね。

場所がまた、ディズニーリゾートのある舞浜っていうのがニクイですよねー。

「魔法にかかったような、夢のような時間」っていう特別感に、一役買っていたような気がしました。

全体的な印象としては、明日海さんはもちろんステキなんですけど(これはもう大前提ですね)、ほかのキャストのみなさんのハジケっぷりが、特に印象的な公演だった気がしました(笑)。

みなさん芸達者で、すごくオモシロかったです。特に仙名さんは。

意外な一面が見られたっていうお得感?!のある公演だったと思います!!

明日海さん

明日海さんって、歌ったり踊ったりしているときはこの上なくカッコイイのに、MCで話すときは、わりと言い間違えたりかんじゃったりするんですねー。

振りも間違えちゃったと自己申告してみたり。

このギャップにね、もう完全にやられてしまいましたー(笑)。

なんかもう、鉄壁のカッコ良さなのに、ときどき垣間見せる素の部分?が、チャーミングで、なんかホッコリしているんですよね。

なのでもう、明日海さんは何をやっててもいいわ~、かんじゃったってほほ笑ましいわ~と、そういう気分にさせられます(笑)。

歌も極上でした。個人的には、久しぶりに明日海さんのトート閣下が見られたのが嬉しかったです!

ディズニーの曲では、『アラジン』と『ヘラクレス』がいいなーと思いました。

今回の明日海さんを見ていて、劇団が以前、準トップなんてよくわかんないポジションを作ってまでトップにしようとしただけのことはある、そういう魅力がつまったスターさんなんだなぁと、改めて思いましたね。

あと、ちょっと話は変わりますけど、最後にジーンズをはいて登場したときに、明日海さんの足が『ルパン三世』のルパン並みにスリムでビックリしました!

もうひとつビックリしたことで、公演がひととおり終わって、カーテンコールが何回かあって、それでも拍手が鳴り止まなかったときに、明日海さんが最後の最後にマイクの音声だけで登場したんですね。

それで、「さよなら皆様」を生歌で披露してくれたんですけど(一部分だけ)、それが、ものすごくうまかったんですよねー。

う、うまい!!と心の中で思いましたよ。

ちょっとしたサプライズみたいで、なんだか嬉しかったです。

やることも粋です(笑)。

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仙名さん

仙名さんは、退団発表してまた一皮むけちゃったのかな?!みたいなカンジがしました。

ハジけっぷりがハンパなかったですよね。好感度大だったと思います。

はんてん着て日本酒飲んでグダグダ言ってるシーンとか、すごく印象的でした。

つくづく芸達者でオモシロい娘役さんだなーと思いましたね(笑)。

いろんなことできるんだなー。

わたしは仙名さんに対しては、わりと落ち着いた、たおやかなイメージを持っていたんですけど、今回はいい意味でそれがガラガラと崩れるような、元気いっぱいの姿を見せてくれた気がしました。

MCでしゃべってる姿も、なんか丁寧にしゃべっているんだけど、言ってることとか、明日海さんに話すときの勢い?みたいなのが、なんか見てて面白かったです(笑)。

明日海さんの横に、鳳月さんと仙名さんというオトナで芸達者なふたりが並んでいるのも、これまた目の保養というか、いい並びだなと思いましたね。

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注目した男役さん

まずは鳳月さんですねー。

鳳月さんは、何をやってもうまいんですよね。

特に歌えるのがいいなーと思いました。

かっこいいし手足は長いし、安心して見ていられる存在感がありました。

今の花組に欠かせない男役さんですね。

若手では、やっぱり聖乃あすかさんですねー。

聖乃さんが舞台のど真ん中で「キヨシのズンドコ節」(氷川きよしさんの)を歌い出したときは、えええっ!?とビックリしましたよ。

タカラヅカでズンドコ節見ると思わなかったし(笑)。

あぁ、下級生っていろいろやらされるんだね、、、と思いました。

でも可愛かったです。ちょっと和物も似合いそうな美形ですしね。歌もうまいし。

わたし的にはなんとなーく、聖乃さんって、耳のついてる位置とか、男役のときはバリっとカッコいいのに笑うとカワイイところとかが、宙組初代トップスターの姿月あさとさんと共通してるような気が、ちょっとだけしました。

これからますます、人気の男役さんに成長するんじゃないですかね。

そんな予感がします。

ヅカファンのペンライトは素晴らしい

今回は、ファンの皆さんが持っていたペンライトの光がとっても綺麗でしたね。

わたしは普段ペンライトを持つ機会は全然ないんですけど、この前たまたま、プリキュアの映画を見に行ったときに、ペンライトを振る機会があったんです(別にプリキュアファンじゃないですよ、付き添いです)。

で、映画の中でプリキュアがピンチになったときに、ペンライトを振って応援するんですけど(タイミングはプリキュアから指示がある)、そこペンライト振るタイミングじゃないだろーっていうところで、元気に振ってるキッズも結構いるんですね。全然いいですけどね。

それがすごく印象にあったので、今回の会場で、ペンライトが整然とついたり消えたり、左右にそろって動いたりするのを見て、わたしはなんだか改めて、ヅカファンってすごいわぁ~と感動しました(笑)!

このままみんなで旗体操とかやったら、すっごく揃っちゃうんじゃないのぉー?!って思いました。すばらしかったです。

USA!!

話はかわって、公演のなかで、USAの曲をやっていましたよね。

あのとき皆さんは、どの生徒さんに注目されたんでしょう?!

わたしもあの曲好きなんですが、振り付けのなかで結構床をドンドンやるところがあるじゃないですか。

マンションでやったら下の階から苦情がきそうなところが。

それで、わたしはあの振りをヒールのある靴でするってスゴいなーと、ひたすら仙名さんの足元ばかりに注目してしまいました。

明日海さんも見たかったんだけど、仙名さんの足に釘付けで、あんまり見れずに終わってしまいました(笑)。

あとUSAといえば、これは小学生の男の子なんですが、

「あの曲はねー、日本語にすると『おいでよアメリカの赤ちゃんたち!』っていう意味なんだよ」って、結構得意げに言われたんですねー。

いやぁ、、、それ違うだろー(笑)。

だいぶ雰囲気の違う曲になっちゃうだろー。と思ったんですけど。

久々に、「とよとみひできち」以来のスマッシュヒットで、オモシロかったです。

全然タカラヅカと関係ない話になっちゃいましたが。

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城妃美伶 ちゃんの活躍

あと個人的には、城妃美伶ちゃんが、久々に2番手娘役っぽいポジションで出てきていて嬉しかったですね。

今回は華優希ちゃん、音くり寿ちゃん、舞空瞳ちゃんあたりがいなかったので、美伶ちゃんが若手娘役の筆頭っぽい感じでした。

なんだか花乃さんがトップ娘役だったころ、星組から組替えになって、『Ernest in Love』でセシリイを演じていたころの美伶ちゃんを思い出しました。

今回も、歌もうまいし可愛いし、実力的に申し分のない娘役さんだなーと改めて思いましたね。

 ただ、トップ娘役になるチャンスっていうのを考えると、個人的には、やっぱり花乃さんが退団したときが、美伶ちゃん最大のチャンスだったような気がしますね。。。

花乃さんの後任にならなかったことに加え、その後の下級生の娘役さんの目覚ましい活躍などもあって、美伶ちゃんを取り巻く状況が、上級生になるにつれてだんだん厳しいものになっているなぁと、なんとなーく感じました。

それでも久々に美伶ちゃんが活躍がいっぱい見られて、ほんとによかったです。

特に花組さんは他組と比べて、可愛いだけじゃなくて、実力面でもハイレベルなトップ娘役レースになってるような気がしますね。

『蘭陵王』の音くり寿ちゃんのことは、書きたいことがいろいろあったので、またの機会にしたいと思います!