宝塚テラス 

ゆるーく宝塚ファンを続けています 

「誠の群像」!? わたしの初演の感想は。。。

 雪組さん、「誠の群像」やるんですねー。

 うわー。

 私、1997年の初演、見ましたよ。まだ学生だったけど。

 麻路さきさん主演でね。

 で、私の初演の感想は、、、

 わからないんですね~(笑)。

 なんでかっていうと、居眠りしてしまったからです。

 覚えていないんじゃなくて(笑)。

 私、宝塚のお芝居で居眠りって、ほぼないんですよ。宝塚って、お芝居自体はあんまり面白くなくても、応援してる生徒さんをオペラグラスで見まくったりしてたら、それなりに過ごせちゃったりするじゃないですか。

 それがあのとき、なんですごく眠くなっちゃったのか。それに関しては、わりとはっきりした理由が思い浮かぶんですよね。理由は2つあります。

 ひとつはですねー、麻路さきさんは、かっこ良いルックスと、かっこ良いダンスで魅せる男役さんだったわけですよ。男役としての魅力もあったし、ダンスは本当に、素晴らしかったと思います。背も高かったし。

 私の習ってたバレエの先生なんか、麻路さんの大ファンすぎて、大変なことになってました。

 ただ、私が思うに、麻路さんは、歌と滑舌に関しては、ちょっと「?!」なところがあったんじゃないかと思う(ファンの方ごめんなさい)。

 なので、麻路さんが「エリザベート」でトート閣下をやるって決まったときには、当時の私は「だだだ大丈夫―??」と、思ったわけです。

 ちなみに、エリザベートに関しては、結果オーライ的なところがあって、歌がどうのこうのっていうより、妖しく美しいトート閣下の雰囲気でやりきった感がありました。麻路さんとか、水夏希さんとかは、歌っていうより、黄泉の帝王の雰囲気で圧倒するタイプのトート閣下だったんじゃないのかなー。

 まあとにかく、麻路さんは、私からみるとそういう感じのトップさんで、滑舌に関しても、声が低さと若干の聞きづらさ(少しこもるような感じ)があったわけですよ。

 でも、洋物のお芝居のときは、そこまで気にならなかったんです。

 それが、「誠の群像」のときは、とにかくセリフが聞き取りづらく感じて、内容的にもボーっと見ていられるようなお気楽な雰囲気の作品じゃなく、わりとしっかりした時代物というか、歴史物の話の筋があったので、セリフを聞き逃すと、どんどん内容についていかれなくなっちゃう感じだったんですよねー(←私はね。もちろん聞き取れた方もいたかもしれない)。

 とりあえず、「虎徹」「虎徹」っていうセリフだけは聞きとれて、ああ、なんか「こてつ」って刀の話ね~とは思ったけど、そうこうしているうちに、睡魔に負けてしまったわけです。

 ちゃんと起きて見てたら面白かったのかなー?? あんまりそんな気もしないんですけど、どうなんでしょうね。今回は、望海さんの土方のセリフを聞いて、ちゃんと最後まで見るというリベンジを果たしたいですねぇ。

もうひとつの理由

 眠ってしまったもうひとつの理由は、これは完全に自分のせいで、あの時代について、自分が不勉強だったというのがあると思います。

 新撰組とか、坂本竜馬とか、あのあたりの歴史って、好きな人はすごく好きで、詳しかったりするじゃないですか。私はあんまり、あの時代のこと詳しくないので、それで、余計に興味が持てなかったっていうのはあったのかなと思います。

 というのも、私は日本の歴史を習うときに、縄文土器と弥生土器とかから始まって、士農工商あたりまではすごく詳しく習うのに、その後の歴史はだんだん授業時間が足りなくなってきて、かけ足で進んじゃったようなところがあったんですよね。だから、ちょっと苦手意識があるんですよ。まあ、これは個人的な理由ですね。

 というわけで。私的には、「誠の群像」って面白いのかなぁ?(半信半疑)みたいな印象なんですが。。。

 望海さんと真彩さんは実力派なので、このふたりの舞台を見ても眠くなってしまったら、作品とか演出の問題なんでしょうね、たぶん。

 でも、新撰組、好きな方多いですよね。紅ゆずるさんも、新撰組がやりたいって、言っていた記憶があるし。

 今回の主役は土方歳三なわけですが、土方といえば、やっぱり以前紅さんと対談もしていた、山本耕史さんですよねー。

 大河ドラマで土方を演じていたとき、すごくカッコよかったですもんね。朝ドラの「あさが来た」でも土方を演じていたし、とにかく似合ってました。

 山本さんって、「陽炎の辻」の坂崎磐音もそうですけど、時代劇の格好で、刀を振り回してるときが、フツーに現代人やってるときよりも5割増しぐらいでカッコイイですよね。

 普段も美男子だというのは、そのとおりだと思うんですけど、時代劇のカツラや衣装がめちゃめちゃハマる方だなーと思います。

 逆に、キムタクとかは、時代劇より現代の格好のほうが似合う気がする。

 まあ、この話は今はおいときます。

 というわけで。

 それにしても、どうして「誠の群像」、またやるんだろう。そんなに「名作」って位置づけだったとは思わないけどなー。それに関しては、「不滅の棘」の再演もそうですが。

 新撰組の作品だったら、「星影の人」のほうが、名作の印象あるけど。。。

 もうひとつ発表された、朝美絢さん主演のバウのほうも、和風な作品なんですね。

 私、朝美さんのこと応援してるので、まずは一言、「やったー、おめでとう!!!」と言いたいです。

 こちらに関しては、妖幻なる和風ロックファンタジーって、どんなのだろう。私、ちゃんとついていけるかなー?! 「ヨシツネ」とか、登場人物がカタカナなんですね。義経じゃないんだ。なんか若い感じするなー(笑)。まあ、面白ければどっちでもいいですけどね。

 それではまた。